社内でトラブルやミスが発生したときに提出を求められる「顛末書(てんまつしょ)」。
- 何を書けばいいの?
- 始末書との違いは?
- 謝罪はどこまで書く?
- 例文がほしい
この記事では、社内向け顛末書の正しい書き方・構成・例文テンプレートをわかりやすく解説します。

顛末書とは?
顛末書の意味
顛末書とは、
発生した事実の経緯(顛末)を客観的に報告する文書です。
ポイントは「事実の報告」であり、感情的な謝罪文ではないこと。
始末書との違い
混同されがちな2つの違いを整理します。
| 項目 | 顛末書 | 始末書 |
|---|---|---|
| 目的 | 経緯の報告 | 反省・謝罪 |
| 内容 | 事実中心 | 反省文中心 |
| 重さ | 軽〜中程度 | 重い処分対象 |
✔ 顛末書=報告書
✔ 始末書=反省文
社内向け顛末書の基本構成
顛末書は、次の流れで書きます。
① 発生日時
いつ起きたのか
② 発生場所
どこで起きたのか
③ 発生内容
何が起きたのか
④ 原因
なぜ起きたのか
⑤ 対応内容
どのように対処したか
⑥ 再発防止策
今後どうするか
顛末書の書き方ポイント(社内向け)
✔ 主観を書きすぎない
×「自分は悪くないと思います」
○「確認不足により発生しました」
✔ 言い訳しない
原因は簡潔に。
✔ 事実ベースで時系列に書く
【社内】顛末書の例文①(業務ミス)
件名:顛末書
令和〇年〇月〇日
〇〇部 部長 〇〇様
〇〇部 〇〇
令和〇年〇月〇日15時頃、〇〇株式会社様宛の見積書において、金額の記載誤りが発生いたしました。
原因は、最終確認を行わずに送付したことによる確認不足です。
発覚後、直ちに先方へ連絡し、訂正済みの見積書を再送いたしました。先方からはご了承をいただいております。
今後は、送付前に必ずダブルチェックを実施し、再発防止に努めます。
以上、今回の件につき顛末をご報告申し上げます。
【社内】顛末書の例文②(遅刻)
令和〇年〇月〇日、始業時刻に遅刻いたしました。
原因は、前日の体調不良により目覚ましの設定を誤ったことです。
当日は上司へ連絡を行い、業務への影響を最小限にとどめました。
今後は体調管理およびアラームの複数設定を徹底いたします。
【社内】顛末書の例文③(情報共有ミス)
令和〇年〇月〇日、プロジェクト資料の共有が遅れたことにより、会議開始時刻が15分遅延いたしました。
原因は、送信予定時刻の認識違いによるものです。
今後は共有期限を明確化し、リマインダーを活用いたします。
顛末書テンプレート(コピペOK)
件名:顛末書
令和〇年〇月〇日
〇〇部 〇〇様
〇〇部 〇〇
令和〇年〇月〇日、〇〇において〇〇が発生いたしました。
原因は〇〇です。
発生後、〇〇の対応を行いました。
今後は〇〇を徹底し、再発防止に努めます。
以上、ご報告申し上げます。
顛末書でよくあるNG例
❌ 感情を書きすぎる
「本当に申し訳なく思っています」ばかりはNG。
❌ 他人のせいにする
「〇〇さんが言わなかったため」などは避ける。
❌ 長すぎる
A4一枚以内が基本。
顛末書を書くときの心構え
✔ 事実を整理する
✔ 言い訳しない
✔ 再発防止策を書く
✔ 誤字脱字を確認する
顛末書は評価を下げるためのものではなく、
改善につなげるための報告書です。
顛末書のまとめ
- 顛末書は「事実報告」
- 始末書とは目的が違う
- 時系列で書く
- 再発防止策が重要
落ち着いて事実を整理すれば、難しい書類ではありません。
本記事の例文を参考に、正しく作成してください。



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