ビジネスメールやフォーマルなやり取りでよく見かける締めの言葉が
「どうぞご自愛ください」です。
しかし実際には、
・ご自愛の意味は?
・目上の人に使ってよい?
・季節の挨拶とどう違う?
・失礼になるケースはある?
と迷う人が非常に多い表現でもあります。
この記事では、「ご自愛ください」の正しい使い方や注意点を
ビジネスマナー視点+実用例文付きでわかりやすく解説します。

「ご自愛ください」の意味とは?
まず理解しておきたいのが言葉の意味です。
ご自愛=自分の体を大切にすること・健康に気をつけること
つまり、
✔ 健康を気遣う丁寧表現
✔ 相手への思いやりの言葉
というニュアンスになります。
単なる挨拶ではなく、相手の体調や状況への配慮を含む言葉です。
結論|メールの締めとして非常に丁寧で適切
ビジネスメールにおいて「ご自愛ください」は、
✔ 失礼ではない
✔ 目上の人にも使用可能
✔ フォーマルな印象を与える
という非常に使いやすい締めの言葉です。
特に社外メールや改まった文章では好印象になりやすい表現です。
よくある誤解|「ご自愛ください」は体調不良時専用ではない
「ご自愛ください」は病気の人にだけ使う言葉ではありません。
日常的に、
✔ 季節の変わり目
✔ 繁忙期
✔ 長期休暇前
✔ 年末年始
など、幅広い場面で使用されます。
相手が元気でも問題ありません。
ビジネスメールでの自然な使い方
基本的にはメールの最後に置く表現です。
例文①(最も無難)
今後ともよろしくお願いいたします。
どうぞご自愛ください。
非常に万能でどんな相手にも使えます。
例文②(少し丁寧に)
寒暖差の激しい時期が続いておりますので、
くれぐれもご自愛ください。
季節感を加えるとより自然になります。
例文③(長文メール・改まった文章)
引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康をお祈り申し上げますとともに、どうぞご自愛ください。
格式高めの表現です。
「ご自愛ください」を使うと好印象になる場面
この表現が特に相性の良い場面はこちら。
✔ 季節の変わり目
✔ 相手が忙しい時期
✔ しばらく会えない場合
✔ 丁寧さを強めたいメール
相手への気遣いが自然に伝わります。
注意点|使い方を間違えやすいケース
便利な言葉ですが、誤用も多い表現です。
❌ 「お体ご自愛ください」は誤り
「自愛」自体に「体を大切にする」という意味が含まれています。
そのため、
× お体ご自愛ください
〇 ご自愛ください
が正しい形です。
❌ 深刻な病状への使用は避ける
重い病気や入院中の相手にはやや軽く感じられることがあります。
その場合は、
✔ 一日も早いご快復をお祈りいたします
✔ お見舞い申し上げます
などの方が適切です。
「ご自愛ください」と似た締め表現との違い
混同しやすい表現も整理しておきます。
ご健勝をお祈り申し上げます
→ 健康・成功を願うよりフォーマルな表現
お身体にお気をつけください
→ やや口語寄り・柔らかい印象
ご自愛ください
→ 丁寧で汎用性が高く自然
ビジネスでは「ご自愛ください」が最も使いやすいケースが多いです。
社内メールでも使える?
社内でも問題なく使えますが、やや丁寧寄りです。
カジュアル寄りにするなら、
✔ 体調に気をつけてください
✔ 無理しないでください
なども自然です。
まとめ|「ご自愛ください」は万能な締めの言葉
✔ 相手の健康を気遣う丁寧表現
✔ 目上・社外相手にも使用可
✔ 季節を問わず使える
✔ 「お体ご自愛」は誤用
ビジネスメールでは、内容だけでなく
締めの一言が印象を左右することも少なくありません。
迷ったときは、
「どうぞご自愛ください」
この一文を添えるだけで、丁寧で気遣いのある文章になります。



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