「傷病手当金がもうすぐ終わる…この先どうなるんだろう」
「働けないままだけど、収入ゼロになるのが怖い」
病気やケガで長期間働けなくなり、傷病手当金の終了が見えてくると多くの人がこの不安に直面します。
結論から言うと、
傷病手当金が終わったあと、障害年金に切り替えられる人もいれば、何ももらえない人もいます。
この記事では、
- 傷病手当金と障害年金の違い
- 切り替えできる人・できない人の現実
- 終了後の主な選択肢
- 収入ゼロを避けるための対策
を、専門用語をなるべく使わずにわかりやすく解説します。

傷病手当金とは(超ざっくり)
傷病手当金は、会社の健康保険に入っている人が
- 病気やケガで働けない
- 会社を休んでいる
- 給与が出ていない
ときに受け取れる生活費の補償制度です。
主な特徴は:
- 支給額:おおよそ給与の 約3分の2
- 支給期間:最長1年6ヶ月
- 財源:加入している 健康保険(保険料)
つまり、これは
「将来のための年金」ではなく、
今を生きるための一時的な保険給付です。
障害年金とは
一方、障害年金は
- 病気やケガが 長期・固定化 して
- 日常生活や仕事に 大きな支障 があり
- 一定の障害等級に該当すると
国から毎月支給される 年金(社会保障) です。
特徴:
- 支給期間:原則 一生(状態次第)
- 支給元:国の年金制度
- 審査:かなり厳しい(医師+年金機構)
両方同時にもらえる?
結論:
原則、同時にもらえません。
ただし、
- 傷病手当金 → 障害年金
- この「切り替え」は可能
という関係です。
つまり、
- 一時的な生活補償(傷病手当金)
- 長期保障(障害年金)
という役割分担。
傷病手当金が終わったらどうなる?
ここからが一番リアルな話です。
傷病手当金が終了すると、次のどれかになります。
① 障害年金に切り替えられる人
切り替えできる人の特徴:
- 病気が 1年以上継続 している
- 日常生活や就労に 明確な支障 がある
- 初診日が年金加入中
- 医師が障害状態を認めている
この場合:
傷病手当金 → 障害年金
月収ゼロにならずに済む
ただし、通過率は決して高くありません。
精神疾患だと特に:
- 通る人:本当に生活が成り立たないレベル
- 落ちる人:働けないけど生活はギリできる層
という残酷な現実があります。
② 何ももらえない人(かなり多い)
一番多いのがここです。
- 傷病手当金終了
- 障害年金は不支給
- 失業保険も条件満たさず
- 働けない
この状態になると:
収入ゼロで無職・無保険・無年金
になります。
実際ここで詰む人、かなり多いです。
③ 生活保護に進む人
最終セーフティネット。
- 貯金が少ない
- 家族の支援がない
- 働けない
この場合、現実的に選択肢は生活保護になります。
よくある誤解(超重要)
誤解① 診断書があれば障害年金は通る
→ 通りません。
診断書はスタート地点です。
誤解② うつ病は絶対もらえない
→ もらえる人もいます。
ただし重度のみ。
誤解③ 退職したら障害年金は無理
→ 関係ありません。
重要なのは「初診日」。
誤解④ 働けない=障害年金
→ 全く別。
「日常生活の困難さ」が基準。
傷病手当金が終わる前に絶対やるべきこと
これをやらずに終了すると詰みます。
① 障害年金の可能性を医師に相談
通るかどうか、正直に聞く。
② 社労士に無料相談
初回無料多い。
自分でやると9割失敗。
③ 貯金と家計の現実確認
何ヶ月生きられるか計算。
④ 保険の見直し(ここ超重要)
ここで多くの人が後悔します。
民間保険は役に立つのか?
結論から言うと:
入ってない人は詰む。
入ってる人は助かる。
特に効くのは:
- 就業不能保険
- 収入保障保険
- 所得補償保険
これらは
- 傷病手当金が終わっても
- 障害年金が通らなくても
- 毎月数万円〜十数万円が出る
というガチ生命線。
なぜみんな後から気づくのか
日本人あるある:
- 健康な時 → 保険いらない
- 病気になってから → 入れない
保険は
必要になった時には、もう入れない
という残酷な仕組みです。
本当に怖いのはここ
一番怖いのは
傷病手当金終了
障害年金不支給
保険なし
貯金減少
でも働けない
このゾーン。
ここに入ると:
- 再就職も無理
- ローンも組めない
- クレカも作れない
- 精神状態さらに悪化
という 負のループ に入ります。
まとめ|傷病手当金は「猶予期間」にすぎない
傷病手当金はゴールではなく、
人生を立て直すための「時間稼ぎ」
です。
この1年6ヶ月の間に
- 障害年金の可能性確認
- 生活設計の見直し
- 保険の確認
- 家計の現実把握
これをやらないと、
終了した瞬間、いきなり無収入
という事態になります。
最後に一番大事なこと
辞めた後に考えるのではなく、
「終わる前」に考えること。
これだけで、
その後の人生の難易度は
天と地ほど変わります。


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