会社を辞めたときや、フリーランス・無職になったときに多くの人が悩むのが
「社会保険と国民健康保険、何が違うの?」という問題です。
名前は似ていますが、
保険料の計算方法・加入条件・手続き先などは大きく異なります。
この記事では、
- 社会保険と国民健康保険の違い
- どちらに加入することになるのか
- 切り替え時の注意点
を初心者向けにわかりやすく解説します。

社会保険と国民健康保険の基本的な違い
まずは全体像を表で整理します。
| 項目 | 社会保険 | 国民健康保険 |
|---|---|---|
| 加入対象 | 会社員・条件を満たすパート | 自営業・無職・退職後など |
| 運営 | 健康保険組合・協会けんぽ | 市区町村 |
| 保険料 | 会社と折半 | 全額自己負担 |
| 扶養制度 | あり | なし |
| 保険料の決まり方 | 給与ベース | 前年所得ベース |
社会保険とは?
社会保険(健康保険)は、
会社に勤めている人が加入する保険です。
特徴
- 保険料は 会社と半分ずつ負担
- 扶養に入れば、家族の保険料は原則0円
- 給与が下がれば、保険料も下がる
会社員にとっては、
負担が軽くなりやすい保険と言えます。
国民健康保険とは?
国民健康保険は、
社会保険に加入していない人が加入する保険です。
対象になる人
- 退職後で会社の保険を抜けた人
- フリーランス・個人事業主
- 無職の人
特徴
- 保険料は 全額自己負担
- 前年の所得をもとに計算される
- 扶養制度はない(家族ごとに保険料が発生)
そのため、
退職直後に「高すぎる」と感じる人が多いのが国民健康保険です。
社会保険から国民健康保険への切り替えはいつ?
会社を退職すると、
社会保険の資格喪失日(通常は退職日の翌日)から
国民健康保険への切り替えが必要になります。
手続き期限の目安
- 退職後 14日以内
遅れても加入自体はできますが、
保険料はさかのぼって請求されるため注意が必要です。
切り替え時の注意点
任意継続という選択肢もある
退職後すぐであれば、
- 社会保険を 最長2年間継続できる
(任意継続被保険者制度)
という制度もあります。
収入が多かった人ほど、
国民健康保険より安くなるケースもあります。
👉 国民健康保険にすぐ切り替える前に、
必ず保険料を比較するのがおすすめです。
どちらが得かは「人による」
結論として、
- 扶養がある → 社会保険が有利
- 所得が低い → 国民健康保険が有利な場合も
- 退職直後 → 任意継続を含めて比較必須
といったように、
一概にどちらが正解とは言えません。
まとめ|違いを知って損を防ごう
- 社会保険は会社員向け、国民健康保険はそれ以外
- 保険料の決まり方が大きく違う
- 退職後は切り替え手続きを忘れない
- 任意継続も含めて比較するのが重要
知らずに選ぶと、
毎月の保険料で数万円差が出ることもあります。
退職・独立・無職になるタイミングでは、
必ず制度の違いを確認しておきましょう。



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