「冥利に尽きる(みょうりにつきる)」という言葉を正しく使えていますか?
ビジネスシーンやスピーチ、SNS投稿などで見かけることが増えていますが、意味を誤解している人も少なくありません。
この記事では、
- 冥利に尽きるの意味
- 正しい使い方
- すぐ使える例文(会話・ビジネス・メール)
- 類語との違い
- 間違った使い方
まで徹底解説します。

冥利に尽きるの意味とは?
■ 読み方
冥利に尽きる(みょうりにつきる)
■ 意味
自分の立場・仕事・役割に対して、これ以上ないほどの喜びや幸せを感じること。
「冥利」とは、本来は仏教用語で「目に見えない恩恵」や「ありがたい巡り合わせ」を意味します。
つまり、
“この立場でやってきて本当に良かった”と思えるほどの喜び
を表す言葉です。
冥利に尽きるの使い方
ポイントは以下の3つです。
- 自分の立場に対して使う
- 謙遜のニュアンスを含む
- ポジティブな感情で使う
× 相手に対して使うのは基本NG
× 自慢として使うと不自然
冥利に尽きるの例文【日常会話編】
例文①
お客様から「あなたにお願いしてよかった」と言われ、営業冥利に尽きます。
例文②
こんなに素晴らしい仲間と仕事ができて、教師冥利に尽きる思いです。
例文③
子どもが「ありがとう」と言ってくれて、親冥利に尽きます。
例文④
読者の方から温かいコメントをいただき、ブロガー冥利に尽きる瞬間でした。
冥利に尽きるの例文【ビジネス編】
■ スピーチでの例文
本日はこのような賞をいただき、社員一同、経営者冥利に尽きる思いでございます。
■ 上司への報告
お客様に高く評価していただき、担当者冥利に尽きます。
■ プロジェクト完了時
無事にプロジェクトを成功させることができ、プロジェクトマネージャー冥利に尽きる結果となりました。
冥利に尽きるのメール例文
■ 取引先への返信
この度は温かいお言葉をいただき、担当者冥利に尽きます。
今後ともご期待に添えるよう努めてまいります。
■ 社内メール
皆さまのご協力により無事完了いたしました。
責任者冥利に尽きる思いです。ありがとうございました。
類語との違い
■ 光栄です
→ 栄誉を感じる意味
→ 相手から評価されたことに対して使う
■ 幸せです
→ 個人的な感情表現
■ 身に余るお言葉
→ 謙遜を強く表す
「冥利に尽きる」は、
立場や役割に対する喜びという点が大きな違いです。
間違った使い方
× 冥利に尽きない
誤用です。「尽きる」が正しい。
× 相手に対して使う
「社長冥利に尽きますね!」など相手に向けるのは不自然。
冥利に尽きるが使われる有名な場面
スポーツ選手のインタビューや受賞スピーチなどでよく使われます。
例えば、監督や選手が「選手冥利に尽きます」とコメントすることがあります。
冥利に尽きるの英語表現
完全一致する英語はありませんが、近い表現は:
- I feel truly honored.
- I couldn’t be happier in my role.
- It means the world to me.
冥利に尽きるを自然に使うコツ
- 立場を明確にする(例:教師冥利)
- 謙虚さを含める
- 感謝とセットで使う
まとめ
冥利に尽きるとは、
「この立場でやってきて本当によかった」と心から感じる最大級の喜び
を表す言葉です。
ビジネスでも日常でも使える上品な表現なので、
正しい意味を理解し、適切な場面で使いましょう。



コメント