入試・就職試験・公務員試験・推薦入試などで出題される「小論文」。
- 何から書けばいいのかわからない
- 例文を読んでも構成がつかめない
- 評価されるポイントが知りたい
そんな悩みを解決するために、この記事では小論文の例文を複数掲載し、構成・書き方・評価基準まで徹底解説します。
この記事を読むことで、
- ✔ 小論文の基本構成
- ✔ 高評価を取る書き方
- ✔ テーマ別の具体的な例文
- ✔ NG例と改善方法
まで理解できます。

小論文とは?作文との違い
小論文は「自分の意見を論理的に説明する文章」です。
作文との違い
| 項目 | 小論文 | 作文 |
|---|---|---|
| 目的 | 主張を論理的に示す | 感想を述べる |
| 構成 | 序論・本論・結論 | 自由形式 |
| 重視点 | 論理性・客観性 | 感情・体験 |
小論文では「なぜそう考えるのか」を説明する力が問われます。
小論文の基本構成(型)
高評価を取る基本構成は以下の通りです。
① 序論
テーマに対する結論(主張)を最初に示す。
② 本論
理由・具体例・データなどで主張を補強する。
③ 結論
主張を再確認し、今後の展望やまとめを書く。
この型を守るだけで、文章の完成度は大きく変わります。
小論文 例文①「SNSの影響について」
テーマ
SNSが社会に与える影響について、あなたの考えを述べなさい。
例文
現代社会において、SNSは人々の生活に欠かせない存在となっている。私は、SNSは利便性をもたらす一方で、使い方を誤ると社会に悪影響を与える可能性があると考える。
第一に、SNSは情報共有のスピードを飛躍的に向上させた。災害時には安否確認や支援情報が瞬時に拡散され、多くの命を救う役割を果たしている。また、企業にとっても顧客との距離を縮める有効な手段である。
しかし一方で、誤情報の拡散や誹謗中傷といった問題も深刻化している。匿名性が高い環境では、責任感が薄れやすく、軽率な発言が社会問題へと発展することもある。
したがって、SNSの利便性を活かすためには、利用者一人ひとりが情報の真偽を見極める力を持つことが重要である。技術の発展とともに、私たち自身の情報リテラシー向上も求められている。
小論文 例文②「少子高齢化社会について」
日本は急速な少子高齢化が進行している。この問題に対し、私は若者支援政策の拡充が最も重要であると考える。
少子化の背景には、経済的不安や長時間労働がある。若年層の収入が安定しなければ、結婚や出産を前向きに考えることは難しい。したがって、雇用の安定化や育児支援制度の充実が不可欠である。
また、高齢化が進むことで社会保障費が増大するが、単に負担を増やすだけでは持続可能な社会は実現しない。若者が安心して子育てできる環境を整えることこそ、長期的な解決策である。
以上のことから、少子高齢化対策には、未来世代への投資が最優先であると結論づける。
小論文 例文③「AIと雇用の未来」
人工知能(AI)の進化は、雇用の在り方を大きく変えつつある。私は、AIは雇用を奪うのではなく、新たな仕事を生み出す可能性が高いと考える。
確かに単純作業は自動化される。しかし歴史を振り返ると、技術革新は常に新しい産業を創出してきた。重要なのは、人間にしかできない創造性や対人能力を伸ばす教育である。
AIを脅威として捉えるのではなく、共存の道を探ることが社会の発展につながる。
小論文 例文④「環境問題と個人の役割」
地球温暖化や海洋汚染など、環境問題は深刻化している。私は、個人の行動変容が社会全体を変える鍵になると考える。
大規模な政策も重要だが、日常生活での省エネルギーやリサイクルの徹底も効果的である。一人の行動は小さく見えても、多くの人が実践すれば大きな力となる。
持続可能な社会の実現には、個人と社会の両面からの取り組みが不可欠である。
小論文 例文⑤「働き方改革について」
働き方改革は、単なる労働時間短縮ではなく、生産性向上を目的とすべきである。
長時間労働を是正するだけでは企業競争力は高まらない。業務効率化やデジタル化を進めることで、質の高い成果を生み出す体制が必要である。
柔軟な働き方の導入は、個人の幸福度向上にもつながる。企業と従業員双方に利益をもたらす改革こそが理想である。
高評価を取るための5つのポイント
- 結論を最初に書く
- 理由は2つ以上示す
- 具体例を入れる
- 感情論にしない
- 原稿用紙の8〜9割を埋める
小論文のNG例
- 体験談だけで終わる
- 主張が途中で変わる
- 具体例がない
- 結論が弱い
まとめ|小論文は「型」と「論理性」
小論文で最も重要なのは、
✔ 明確な主張
✔ 論理的な展開
✔ 具体例による補強
です。
今回紹介した例文の構成を参考にすれば、どのテーマでも応用可能です


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